こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
私は自分で物事を決めるのが苦手です。(今は少しずつ改善中)
正確に言うと、「こうしたい」というのは頭にぼんやり思い浮かぶのですが
貫くのが苦手です。
もっと正確に言うと
誰かに「それで良いと思うよ」と言ってもらえないと、決断出来ないのです。
過干渉な親の元で育つと自分の決めた事に自信がなくなる。
— 梅野いより@毒親と絶縁済ブロガー (@umeno_iyori) June 28, 2020
人に認められないと、自分の意見が正しいと思えない。
これは結局「他人軸」(元は親)の状態。
でも自分の意見はどこかにあるので
心の中で暴れだす。
これに私は一番苦しんだ。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #機能不全家族 #過干渉
なので、他人に相談します。
「私、こうしようと思うんだけど、どう思う??」
相手から「うん、大丈夫だよ」「良いと思うよ」
そう言ってもらわないと決心出来ないのです。
恥ずかしながら…
バイトのシフト希望も自分で決められない。
そんな小さな事から、
会社を辞めようか。
こんな仕事をしようか。
彼氏と別れようか。
そんな大事な事まで他人に意見を求めるのです。
もはや「1つの意見として聞きたい」レベルではなく、(その時は自分でも、そう思い込んでいましたが)
完全に判断を委ねているのです。
相手から「良いと思うよ」
そう返事をもらった時は良かったのですが
反対された時、
「なんで分かってくれないんだ!」
「私はこうした方が良いと思っているのに、何故反対するんだ!」
自分勝手すぎますが(笑)そう思ってしまうんです。
勝手に相談して、思い通りの答えを得られないと怒るんですから・・・まぁ~最悪ですよね。
相談するくせに言う事を聞かない女だったワケです。
私の中で答えは決まっているのに
何故他人に判断を委ねてしまうのか。
カウンセリングを受けてその答えが分かりました。
原因は家庭環境にありました。
過干渉な親は何もかも決めてしまい、私は親の課したノルマをこなす人生を歩んできました。
中学受験も、習い事も宗教まで親が決め、親に怒られるのが怖かった私は全部親の言う通りにしたのです。
「しんどい」の一言も言わせてもらえないまま、ずっとずっと我慢してきました。
それが当たり前だったのです。
その癖がいつの間にか染み付いてしまったのでしょう。
親に「良いと思うよ」そう言ってもらえないと決めれなかった。
健全な家の子なら、子供の頃から
自分で決める→成功する→自信が付く
自分で決める→失敗する→やり直す→成功する→自信がつく
こういう風に自分で決める事を学び、自信を付けていくのでしょう。
でも私は
自分の意見に自信なんて持てなかった。
親の意見と違っていたら怒られるから…。
親の言う事を聞く。親に言われた事は全部こなす。
そうしないと怒られるから。
親と同じ考えでないといけない。
否定されて傷つくから。
そんな私が大人になって
いつの間にか他人を親と見立てて、他人に確認していたのです。
自分の考えは、かろうじて持つことは出来たけど、(元々は我が強いらしい)
それを貫くなんて出来なかったのです。
自分の意見に自信がない。
人に認められて初めて自分の意見が正しいと思う事が出来る。所謂“他人軸”ですね。
昔に染み付いたルールに大人になってからも縛られていたのです。