こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
今日は毒親から解放される解毒方法を紹介します。
当事者である自分が取り入れた方法です。
【解毒へのステップ】
— 梅野いより@毒親と絶縁済ブロガー (@umeno_iyori) July 7, 2020
①自分の親が毒親だと気づく
↓
②毒親に植え付けられたルールや罪悪感に気づく
↓
③自分を取り戻し、新たに育てていく#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #教育虐待 #機能不全家族 #文化的虐待
この記事では
①自分の親が毒親だと気づく
についてお話しますね。
毒親から大量に浴びせられた毒を解毒する為には自分の親が“毒親”だと確信しないと前に進めません。
ただ、これが一番難しい…
本当に難しい。
だって、ずっとその家庭環境で育ってきたから。
他の家なんて分からないし、比較なんてしようもない。
今まで信じて疑わなかった親という存在を否定するなんて…なかなか簡単に出来る事ではありません。
難しい…でも絶対出来ます!!
私は24歳の時、ある出来事で↓
うちの親って何かおかしくない?
今まで厳しいだけかなって思ってきたけど…明らかに他の親と違う…そう気付きました。
でも、その程度でした。
不審に思って→毒親だ!自分には害だ!と思うまでが本当に難しかった。
不審に思ってから、更に何年もかかりました。
まず、自分以外の意見を聞きたくて友達に話しまくりました。
(前は家族の愚痴・悪口なんて言った事なかったので、この時も少しは洗脳が解けていたのかも?)
「それ、毒親だよ・・・」そう言って欲しくて。でもそれは大きな間違いでした。
毒親経験者でもない、プロのカウンセラーでもない方に絶対に相談すべきではないんです。
そんなこんなで遠回りしてしまい、
次にしたのが、SNS。
身近で毒親育ちはあまりいませんでしたが、ネットでは色んな方に出会えます。
出てくる出てくる、同じような苦悩を抱えた仲間達。
また、毒親育ちの方のブログを読み漁りました。
私はブログの方が具体的に沢山の経験談が書かれており、気持ちが大きく変化しました。
自分が悩んできた親の口癖は、毒親の典型的な常套句だった。
自分が悩んできた親の行動は、よその毒親と全く同じだった。
そうやって少しずつ、答え合わせが出来ました。
自分の中にあった疑問が解消されていくんです。
「私だけじゃなかったんだ…」
「私はおかしくなかったんだ…」
その瞬間、自分の中の消化出来てなかった気持ちがストンと府に落ちました。
まさに“目から鱗”です。
確かに、うちの親が毒親なら…すべて辻褄が合う。
そうやって確信出来ました。
自分が長年悩んできた事は毒親界の常識だったんだ(笑)
また、毒親からなかなか離れる事が出来なかったのは“共依存”だったんだと知る事が出来ました。
毒親って意外と言動が似たり寄ったりなんですよね。
最後に、1つ注意ポイント。
毒親とは…という定義ではなく、同じ毒親育ちの方の経験談を知って自分の親と照らし合わせる方が早いです。
“毒親”の定義とは…それに何とか自分の親が当てはまらないか?
その方法はおススメしません。
毒親とは…それにこだわり過ぎると、
(世間が言う)“毒親”に当てはまらないと確信出来ない…という思考になってしまいます。
例えば、年頃になってもブラジャーを買ってもらえないのは毒親あるあるですが、
「私はブラジャーをちゃんと買ってもらえたから、毒親じゃないのか…」
そんな極端な思考になってしまいます。
毒親の定義が重要なのではなく、自分にとって“毒”かどうかが重要なんです。
こうだから毒親。
そうじゃなかったら毒親じゃない。
そんなの関係ありません。
あまり、言葉に振り回されないで下さい。
毒親の定義に縛られないで下さい。
“毒親”と言うのに抵抗があったら“嫌いな親”でも良いんです。
親を客観的に見ることが大事です。
そして、まずは出来るだけ距離を置く事。
関わっているうちは、なかなか親を見極められません。
私も距離を置いてからの方が、ますます毒親だと気づきました。
絶縁したら、もっと確信しました。
最初から絶縁しろとは言いません。
会う頻度を減らすなどして、自分で冷静に考えられる時間を増やして下さい。
最後に…あくまで私の持論ですが、
「自分の親は毒親かな?」そう悩んでいる方の話を聞いていると正直アタリ…な事が多いです…
自分の感覚に自信を持って下さいね。
自分の親は毒親だった、そう確信してからは解毒(ステップ②、③)は早かったです。