こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
毒親育ちは、辛い家庭環境で自分を守る術を身につけます。
私はいつの間にか、親に何も話さなくなりました。
どうせ話しても批判されるだけ。
— 梅野いより@毒親と絶縁済ブロガー (@umeno_iyori) June 14, 2020
いつの間にか家族に何も話さなくなりました。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #機能不全家族 #教育虐待 #過干渉 #文化的虐待
何か意見を言っても否定される。
それを関係ない時に持ち出される。
もちろん応援してくれる事はない。
だから、話しても何のメリットもないんですよ。
話さない方がマシ。
自分がしんどいだけ。
それなら自分1人で抱えている方が楽なんです。
⇩こんな子育てをした人達が、私に有益な事をしてくれる訳がないのです。
一人暮らしを始めてからは何でも内緒に出来ました。
転職を数回してますが、一切話してません。
前職で働いているかのように振る舞い、わざわざ外に出て仕事帰りを装って「今、仕事終わったよ」と決まった時間に電話をしたりしてました。
犬を飼いだした事も話しませんでした。
周りには「え!なんで?犬くらい…話せばいいのに」そう言われました。
そうなんです。犬くらい…だと思います。
友達が同じように一人暮らしで犬を飼いだしたのですが、親に普通に話してました。
「うちに早く連れてきて~」とお母さんは言ったそうです。
うちはそんな会話ある訳ない。
犬なんか飼って・・・そう言われるに決まってる。
そして事あるごとに言われる。何度も何度も。(これがめんどくさい)
好きな服を買っても必ず
そんな服買って・・・でした。それが犬バージョンになるだけです。
転職なんかして・・・
仕事バージョンはこう。
昔から、「ちょっと出かけてくる」そんな事も言えなくて(用もないのに何故出て行くのか、なんて言われてしまうので)、口実として「友達の誕生日プレゼントを買ってくる」と言ってやっと外に出てました。
異常ですよね…。
この気持ちを分かってくれた子が過去一人だけいました。
彼女も親が厳しく、辛い家庭環境で過ごしたそうです。
「実家に帰っても1日過ごすのがしんどい。色んな話を聞いて欲しいと思う時もある。でも、話せない。あの親じゃなかったら…といつも思う。」
あの親じゃなかったら…
その言葉が今でも忘れられません。
「犬を飼うなんて絶対私も言えない。」
…だよね~(やっと分かってくれる子が出来た…)
なんだか説明しにくいけど、お互い共通する思いがありました。
これは“そんな親”を持った人しか分からないのでしょう。
親に意見もするし、喧嘩もする。そんな環境で育った人には絶対に分からないと思います。
もしかしたら、もう少し勇気を出して頑張れば、そんな親子関係になれたのかもしれません。でも、もう頑張ろうとも思わなかったんです。
対価がないんですから。
とっくに気づいていました。
話さない方が楽だ。
毒親育ちは、親に対して多くの事を諦めます。
こんな何気ない普通の日常会話も諦める。
本当は1番何でも話し合いたい相手なのに、話せば1番厄介なんて…。
家族関係なんて、とっくの昔に崩れていたのか…
そもそも最初から存在しなかったのかもしれません。
家庭は我慢する場所。
1番の敵は家族。
それが当たり前だったのです。