支配的な毒親に30年苦しんだ私が地獄から生還するまで

自分の親が毒親か見極めたい/毒親から解放されたい/  生きづらさを解消したい/そんな方に伝えたいブログ

過酷な活動スケジュール 【新興宗教3世の苦しみ】

こんにちは。

毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。

 

 

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私は教育虐待ともう一つ、宗教の強要を受けて育ちました。

 

親がある新興宗教にドハマりし、私は生後1カ月で入会。

 

 

 

 

⇧の記事にも書いてありますが、私は幼少期の時から

 

「この宗教に逆らったら、罰が当たる」

「集会一つでもサボったら、その分ツケがくる。悪い事が起こる」

 

と言い聞かされていました。

 

 

これを言ったのは父です。(母は早くに他界)

 

後に信者の人に話すと、「え?そこまで?」って驚かれましたが。

 

 

 

 

なんせ私は不幸になるのが怖くて活動していました。

 

お祈りをサボってはいけない。

 

集会も全部参加しないといけない。

 

恥ずかしながら、大人になっても不幸になるのが怖くて離れられませんでした。

 

 

 

そんな生活は、30歳で脱会するまで続きました。

 

 

 

もはや脅されているような状態で活動をしていた訳ですが、この宗教は活動スケジュールが異常なのです。

 

 

 

 

宗教とは、助けて欲しい時や気が向いた時だけ祈るモノ・・・

 

とんでもありません。

 

実際そうしている方が殆どでしたが、活動家となれば別。

 

 

 

集会は平均週3回くらい。

 

多い時は週5回。

 

1日に2回集会をハシゴする事も珍しくありませんでした。

 

役職が上になるにつれ、打ち合わせを含む集会の回数も増えます。

 

 

 

 

仕事終わり・学校終わりに参加する訳ですから、もうしんどい。

 

みんな平日の夜は顔が死んでいました。

 

体調を崩す人も多かった。

 

 

無理もないよね。

 

 

 

 

そして、実はもっと大変な事があるのです。

 

 

え?!これ以上!?って思うでしょ?(笑)

 

 

 

後輩の連れ出しをしないといけないのです。

 

 

この宗教の組織は、基本的に地域で細かく区切られているのですが、ある程度の活動家になると役職を持ちます。

 

 

簡単に言えば〇〇(地域)のリーダーみたいになるのです。

 

リーダーは、その山のメンバーの面倒を見ないといけないのです。

 

 

 

 

会社で例えると

 

部長

次長

課長

係長

 

という役職がある。

 

そして平社員がいる。

 

 

 

係長は、平社員の面倒を見ないといけない。

 

課長は、何人もの係長の面倒と受け持っている平社員の面倒を見ないといけない。

 

次長は、何人もの課長の面倒と受け持っている平社員の面倒を見ないといけない。

 

部長になると、みんなの面倒を見ないといけない。

 

 

 

他の宗教は詳しくないですが、どうやら同じ感じみたいですね。

 

 

 

面倒を見るとは、先ほど書いた集会への連れ出しの他に、集会への出欠の確認。

 

他にも「最近あの子来ないな~」って思ったら、連絡する。

 

家に訪問する事もある。

 

 

 

 

つまり「おい!活動しろよ~!!!!」と監視する訳ですね。

 

これが大変なんですよ。

 

 

 

 

週に何度もある集会に

 

後輩が勝手に参加してくれる子なら、ラッキー。

 

 

でも家まで迎えに行かないと来てくれそうにないなら、行かなきゃいけない。

 

仕事終わりなのに、自分が絶対に遅れてはいけない。

 

体調も崩す訳にいかない。

 

 

・・・しんどいよね。

 

 

 

まだ後輩が来てくれる子なら良いのです。

 

あとは「その日は参加出来ません。」ときちんと返事をしてくれる子なら、楽。

 

 

 

 

一番大変なのが、連絡すら返ってこない場合。

 

そうなると家に行かないといけない。

 

でも家に行っても喜んでくれる訳でもなく、嫌な顔をされる。

 

 

 

 

信者の大半が、うちみたいに親が勝手に入会させている。

 

活動を嫌がる子が殆どなのです。

 

 

嫌がられると分かっていて、訪問するのしんどすぎ・・・。

 

 

 

役職を持つと、こんな事ばかりしているのです。

 

もう信者はずーっと朝から晩まで自転車で走り回っているイメージ。

 

 

 

でもサボれば、上から詰められる。

 

その上の人も、またその上から詰められるのです。

 

 

 

 

役職なんて面倒すぎ。

 

自分の事だけ考えていれたらどれだけ楽か、それはみんな思っていたと思います。

 

実際これがストレスで鬱病になった人もいました。

 

 

 

 

でも役職は「断ってはいけない」という暗黙のルールがあったので、引き受ける。

 

 

私も、元々この宗教に怯えていたので、役職の話を受けました。

 

嫌でしたけどね・・・

 

 

 

 

 

ただ、私は運が良かったのです!!

 

私の役職は⇧でいう係長でしたが、面倒を見る後輩が奇跡的にいなかったのです!!!

 

 

 

正確に言うと、いても何年も連絡がつかなくて先輩達も諦めていたり、

 

1人だけしっかり後輩が出来た事があったのですが、その子は

 

「すみません、行けません」と連絡をしっかり返してくれる。

 

 

しかも夜勤の仕事をしていたので、殆ど集会には来れない。

 

いつも「〇〇ちゃんは、今日夜勤です」で、済むのです。

 

 

 

だから私は後輩の連れ出しも、この子が都合の良い時に2回ほど連れて行っただけ。

 

家に訪問した事も一度もありませんでした。

 

 

 

だから、集会は一人で参加すれば良い。

 

遅刻しようが、行きさえすれば良い。

 

 

そこだけは幸運でした。

 

 

 

 

⇧にも書いた通り、「集会はサボったらツケが来る」なんて言われていたので、私はほぼ皆勤賞でした。

 

自己都合以外の理由(仕事とか)で数回欠席したくらいです。

 

正直、先輩よりも参加率は高かったと思います。

 

 

 

 

華の大学生~20代。

 

こんな事ばかりしていました。

 

本当に時間の無駄・・・。

 

 

 

活動に費やした時間を、アルバイトでもしていたらめちゃくちゃ稼げたと思います。

 

資格の勉強でもしていたら、国家資格が取れていたかも。

 

 

 

 

時間を取られて、嫌な思いをさせられて、結局何も残らないのです。

 

バカだったなーと自分で思います。

 

 

 

 

幼少期から大学受験が終わる18歳までは教育虐待を受け、大学生以降は宗教に縛られる・・・

 

私には自由な時間なんてありませんでした。

 

 

 

過干渉な親に言いたい。

 

親の価値観を子供に押し付けるという事は、子供の時間を奪うという事です。

 

他の可能性を潰すという事です。

 

 

 

 

私は、これからの人生で取り戻していくしかありません。

 

それでも、奪われた時間は戻ってこないのです。