こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
私は教育虐待ともう一つ、宗教の強要を受けて育ちました。
父親はある新興宗教の信者でした。(母は他界。母も信者でした)
世間で嫌われまくっている宗教です。
私と弟は、生後まもなく強制的に入会させられました。
うちの父親は、ある新興宗教の信者。
— 梅野いより@blog*/毒親育ち (@umeno_iyori) January 24, 2021
祖父母はその宗教を嫌っていた。
そのせいで揉め事が多かった。
そっちで勝手に喧嘩してくれたらいいのに、私と弟はサンドバッグにされた。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #機能不全家族 #過干渉 #教育虐待 #文化的虐待
私達兄弟は、父方の祖父母と同居。
父は仕事が不規則な為、祖父母宅から徒歩3分の所にアパートを借りて住んでいました。と言っても、ご飯もお風呂も祖父母宅で済ませ、寝に帰るだけという感じでした。
父方の祖父母はその宗教の信者ではなく、むしろ嫌っていました。
母が亡くなるまでは母方の祖父母と住んでいて、そちらの家は信者だったので問題なかったのですが。
ーーー祖父母宅ーーーーー
・父方の祖父母(その宗教が大嫌い)
+仏壇(ご先祖様が入っている)
・私と弟(一応信者)
ーーーー父親宅ーーーー
・父(信者)
+(新興宗教の拝む対象のモノ)
ーーーーーーーーー
こんな状態でした。
父親に小さい頃から集会に連れていかれるのが嫌だったのですが、それよりも辛かったのが祖父母の態度。
「こんな小さい子供に、宗教を押し付けている」
「2人とも訳が分からないのに、変な所へ連れて行く」
そう怒るのです。
・・・それを父親ではなく、私と弟に。
行きたくもない宗教の集会に連れていかれ、時には出し物をさせられ(その為に好きでもないバイオリンを習っていました)
「今日は集会か・・・」と朝から嫌な気分にもなっているのに
我慢して行って、帰ってきたら祖父母にツンケンされる。
集会から帰ってくると、祖父母は私と弟が話しかけても無視。
子供ながらに何とか機嫌を取ろうとしても、いつまでもツンケンされる。
嫌な集会に行った後は、祖父母のご機嫌取りが始まるのです。
父もそれを知ってか
私達を祖父母宅に送り届け、祖父母の顔を見ないようにそそくさと自分の家に帰って行きました。(顔を見ずに帰るのは集会の日だけ)
宗教は生活に関わる事なので、問題が度々起きていたのですが、
もう祖父母vs父親で喧嘩してくれたらいいのに、私と弟はサンドバッグにされるのです。
家を建て直して父親も一緒に住もうか、という話になった時も祖父母は激怒。
「仏壇が違うのに、どうするんだ。1つの家に2つの仏壇があるなんて聞いた事がない!!!」
→結局立て直し計画は白紙に。
祖父母は普通の仏壇(ご先祖様が入っている)を持っていました。
父親の上にお姉さんがいたんですが、小さい頃に亡くなったらしく
祖母は
「お前達のお父さんは、うちを捨てたんだ。
お姉ちゃんが入っている仏壇に手も合わせない。(その新興宗教では他の仏壇に手を合わせてはいけない決まりがある)
他の宗教をしているなんて、あの子が可哀想。裏切られた。
私はあの宗教が嫌いな訳じゃない。
亡くなった自分の娘を裏切れない。
他の仏壇に手を合わせる事は出来ない。
だからお前達のお母さんに(生前)かなり勧誘されたが、断った。」
昔から何十回も聞かされました。
じゃあ、もうそれで良いでしょ!
私に言われても知らないわ!
そもそも新興宗教にドハマりするような息子に育てた自分達が悪いんじゃないの?
(絶対言えないけど・・・)
てか、「あの宗教が嫌いな訳じゃない。」って・・・散々悪口三昧のくせに。(笑)
こっちからすると「それを言われてどうしたらいいの?」って感じです。
ましてや子供なら、どう答えていいか分かりませんでした。
他にも奈良に遊びに行った時、父親には「絶対に大仏には手を合わせるな」と言われ、祖父母には「手を合わせないなんて罰が当たる。」なんて怒られ・・・
受験の時は、祖父母はお守りを買って私に渡し、父はそれを「こんなモノ要らない。宗教があれば良い」と破り捨てたのです。
だ・か・ら
そっちで勝手に話してくれ!!!!!!
板挟みにするのはやめて!!!
もう法事やら葬式やら、どんな時も毎回面倒な事になるのです。
宗教って生活の基盤みたいなモノですからね。
でも、もう祖父母は今更父親と話し合いなんて出来なかったんでしょう。
だって話し合ってきてないから、何も解決してないのです。
その結果サンドバッグにされるこっちとしては、たまったもんじゃないです。
大人の揉め事は、そっちで解決して欲しい。
子供に当たるなんて、有り得ないし何の解決にもならないのに。
こんな事してるの、うちだけじゃないの?
他の家なら、こんな事で悩む必要なかったのかな・・・そう思うと悲しくなりました。