こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
私は教育虐待ともう一つ、宗教の強要を受けて育ちました。
生後1カ月で入会。
幼少期から、集会に連れて行かれました。
毒親はこの宗教にドップリ。
ただ、世間ではとんでもなく嫌われている宗教。
所謂“カルト”です。
「この宗教から離れたら不幸になる。亡くなった人もいる」
幼い頃にそう言われた私は、不幸になるのが怖くて30歳まで活動を続ける事になります。
※今は脱会済。
親戚は誰もしておらず、
・母方の祖母
・母親(他界)
・父親
・私
・弟
だけでした。
そして、弟はこの宗教が大嫌い。
弟も生後1カ月で入会していますが、活動は一切していませんでした。
そんな弟が大人になって就職。
家を出て、会社の寮に入りました。
ある日、弟から連絡が。
「あの宗教の人から電話が掛かってくる。
一緒に活動しないか?と言ってくる。
こっちの地域(弟が住んでる)の人らしい。
どうして連絡先を知ってるんだろう?
何度も掛かってくるから、最後はしつこいって怒鳴ってしまった。
僕は寮に住んでるし、直接来られたりしたら本当に困る。」
私も当時は活動しているとはいえ、そんな押しつけがましい事は嫌い。
宗教の自由があるので、それは本人の自由だと考えていました。
それにしても、何故連絡があったのだろう?
不思議でした。
弟は全く活動していない。
誰かが伝えない限り、弟の住んでいる地域と連絡先なんて知りようがないのに。
はい、犯人は父でした。
弟は全く活動していなかったので諦めていると思っていたけど、やっぱり活動家になって欲しかったみたいです。
どうやら、弟の住所をその地域のメンバーに伝えて、その人達から弟を集会などに誘ってもらおうとしたみたいです。
父曰く
「いくら良いモノでも、最初から本人がしたいと言う可能性は少ない。
だから最初は無理矢理でもさせないといけない。」
だそうです。
この言葉に、父親の人間性が全て表れていると思います。
過干渉で支配的な父。
習い事も進路も、そして宗教も押し付けてきました。
そして嫌がれば、怒鳴りました。
子供の意見なんて無視。
自分が良いと思うモノを、子供に押し付けるだけ。
父にとって、私達子供は「人形」なのです。
思い通りに動いてくれて当たり前。
少しでも、違う動きをしたらもうアウトなのです。
自分が良いと思う事は、全部子供の為になると思っている。
実際は、子供を不幸にしているだけなのに。
私自身、父に従って嫌な思いをした事・我慢をした事は数知れず・・・
この宗教もそうです。
毒親って本当に厄介です。
子供の人権なんて無視なのです。
毒親に
— 梅野いより@blog*毒親育ち/過干渉/教育虐待/宗教の強要 (@umeno_iyori) December 14, 2020
「子供の人権」という概念はない。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #機能不全家族 #過干渉 #教育虐待 #文化的虐待