支配的な毒親に30年苦しんだ私が地獄から生還するまで

自分の親が毒親か見極めたい/毒親から解放されたい/  生きづらさを解消したい/そんな方に伝えたいブログ

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毒親から教育虐待を受けて育ちました ~親は高卒なのに、どうして私に大卒を望むの?~

こんにちは。

毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。

 

 

 

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私は教育虐待と宗教の強要を受けて育ちました。

 

今回は「教育虐待」について書いていきます。

 

 

⇩「教育虐待」についてTV取材を受けた話

 

 

 

私は物心ついた時から勉強机に座っていました。

 

幼稚園は私立。

 

 

 

既にひらがなの読み書きも練習していたし、英語も習っていました。

 

幼稚園から帰ってきたら、ひらがなドリルを母親としていました。

 

 

 

 

そして数えきれないくらいの習い事。

 

ピアノ、エレクトーン(ピアノと並行してやる意味・・・)、バイオリン、スイミング、習字、小学校1年生からは中学受験の為の塾。

 

 

 

母が教育熱心で、まだまだ他にも習い事をさせたかったみたいで

 

他にも 茶道、生け花、体操・・・

 

など、紙にびっしり書いていたのを見た事があります。

 

 

 

 

英会話とバレエ教室の体験にも参加し、子供ながらに

 

「まだ習い事増やすの?」そう思いました。

 

 

 

 

母はいつも「こんな事も出来ないのか」「アホのくせに」と怒ってばかりで

 

あまり良い思い出はありません。

 

 

 

塾のテストで全国で10位以内に入らないと怒られる。

 

何でも1番になれと言われる。

 

 

 

 

そんな母が、私が小学校1年生の終わり頃に亡くなりました。

 

正直悲しくありませんでした。

 

 

 

遺影を見て「バイバイ」と呟いただけで、全く涙が出ませんでした。

 

そして今まで、母を思い出して泣いた事は一度もありません。

 

 

 

 

 

その後は、父親が母親の後を引き継いで教育パパになりました。

 

「ママのさせていた習い事は出来るだけ続けさせたい」が口癖でした。

 

 

 

 

結局その後も週6で習い事。

 

1日に2つの習い事をハシゴしたり

 

まだ小学生なのに、習い事が終わる夜の8~9時まで夜ご飯を食べれなかったり

 

めちゃくちゃでした。

 

 

 

学校から帰ったら父が付きっきりで勉強を見る。

 

休みの日もずっと勉強。

 

 

 

 

一緒に住んでいた祖父母も最初は

 

「こんな小さな子供に無理をさせて・・・」と父を説得してくれましたが

 

父が不機嫌になるのを嫌がって

 

「早く!自分の部屋に行って勉強をしてこい!」

 

と言うようになりました。

 

 

 

 

また、部屋をこっそり覗いて勉強をしているか確認したり・・・

 

父を止めてくれる事は一切なくなりました。

 

 

 

「お前が我慢してくれ」

 

そういう態度でした。

 

 

 

 

 

教育虐待は18歳まで(大学受験が終わるまで)続きました。

 

 

 

 

ここまで読んで下さると、

 

うちの両親は高学歴なのか

 

どこかのお嬢様なのか

 

そう思うかもしれませんが、全くそうではありません。

 

 

 

 

 

父は高卒。

 

母は短大卒です。

 

 

大人になってから、父親の学歴コンプレックスが判明しました。

 

 

 

 

 

父は、大学受験に失敗しました。

 

周りの友達はみんな大学に行った。

 

「高卒なのに」「高卒だから」

 

そう言われると何とも言えない気持ちになったそうです。

 

 

 

 

 

そんな父が私に求めたのは、優秀な子供でした。

 

 

 

まず学歴。

 

「大学は絶対に国公立!!

 

私立は許さない。専門学校も許さない!

 

滑り止めも一切受けさせない!」

 

でした。

 

 

 

そして、どんな楽器でも出来るようにと

 

ピアノとバイオリン。

 

でも、父親自身はリズム感ゼロ。

 

 

昔、母親と社交ダンスを習いに行って

 

先生に「リズム感がなさ過ぎて、教えられない」と言わせたほど(笑)

 

 

そしてバイオリンは、親が信仰していたカルト宗教の集会で出し物をする為でもありました。

 

 

 

今になって思う事。

 

何故子供に自分のスペック以上を求めるの?

 

 

親の能力が高卒なら、子供も高卒でしょう。

 

親にリズム感がないなら、子供にもないでしょう。

 

 

 

世間では「子供に良い教育を受けさせたい」とか「自分は高卒で苦労したから」とか

 

親が子供に与える教育は、美談になる事が多いですが

 

本来出来ない事を、出来るようにするんだから

 

それは間違いなく親のエゴですよ。

 

 

 

 

教育方針はそれぞれの親の勝手。

 

でも「子供にその能力は備わっていないのに、無理矢理習得させる」という事を忘れないで欲しい。

 

出来ない子供を叱らないで欲しい。

 

何故出来ないかって?

 

親のあなたが出来ないからですよ(笑)

 

 

 

 

「じゃあ両親は英語が得意なの?」

 

「高学歴なの?」

 

「そんなに優秀だったの?」

 

 「周りよりもズバ抜けてましたか?」

 

 

 

 

「そうですよ」と自信満々に答えられる親がどれくらいいるだろう。

 

 

外注(習い事)する時点で、親本人が子供に教える事は出来てないですよね?

 

自分が出来なかった事、子供に押し付けてませんか?

 

 

 

 

親は自分の能力を見て欲しい。

 

子供は父親×母親の遺伝子で生まれてるんだから。

 

突然変異はしないですよ。

 

 

 

 

 

「ママは器用だった」

 

「ママは頭が良かった」

 

「ママは記憶力がズバ抜けていた」

 

「ママが音楽が得意だった」

 

 

父はよくそう言いました。

 

「だから子供は頭が良いはず」

 

「だから子供は音楽が得意なはず」

 

そう思ったのでしょう。

 

 

 

でも、実際母はそんなに学歴も高くありません。

 

音楽で何か功績を残した訳でもありません。

 

誰もが見て分かるような結果なんて残してないのです。

 

並みの「少し得意」で「少し器用」程度なのです。

 

 

 

 

それを父は過大評価した。

 

身内が言うなら、もはや惚気と変わりません。

 

亡くなったから、余計に高い評価をしたのかもしれません。

 

 

そんな不確かな分析で、子供にあれだけの無理を押し付けたのです。

 

 

 

 

どこかから情報を聞いてきては

 

「子供にこれを習わせたら・・・」

 

 

 

自分の能力も考えずに

 

「あの母親の子供なら・・・」

 

「良い先生に習えば・・・」

 

と夢物語の中にいたのです。

 

 

DNAという一番大事な事に目を背けて。

 

 

 

 

 

父親は一時期、弟に

 

「京大の医学部に行かせる。何年浪人させても絶対に合格させる」

 

そう言っていました。

 

京大?医学部?

 

何言ってるの?

 

 

 

本当に自分の子供という自覚がない。

 

そんな父に振り回され、私は青春時代を奪われました。

 

 

 

父親の望む人間になる為、自分を殺してきました。

 

人間というより、ロボットです。

 

奴隷です。

 

もはや人権はありません。

 

 

 

私と弟が国公立に合格した時、鼻高々だったでしょう。

 

「うちの親戚で国公立に合格した子はいない!」そう言っていました。

 

親戚に褒められると、顔がニヤニヤしていました。

 

 

 

 

 

少しは父の学歴コンプレックスも和らいだのでしょうか。

 

それは私の我慢の上に成り立つ優越感です。

 

 

 

 

 

これだけの教育にお金を出すのは大変だったでしょう。

 

母が亡くなってからは、更に大変だったでしょう。

 

教育費を出してくれた事には感謝します。

 

 

 

それでも、私は親を許せません。

 

青春時代に得るであろう、もっと大切なモノを私は全部捨てた気がするのです。

 

 

 

 

 

私には子供がいません。

 

だから子供の教育について悩む事はこの先もないでしょう。

 

それに、人様に偉そうな事を言える立場でもありません。

 

 

 

 

ただ1つ言えるのは、

 

これだけの習い事をしても何の役にも立っていません。

 

バイオリンなんて楽器を見るだけで吐き気がするくらいです。

 

 

 

大学も国公立に行きましたが、新卒で入った会社は長続きせず、大した職歴もありません。

 

人付き合いも下手です。

 

当たり前です。

 

だって友達と遊んできてないから。

 

 

 

 

 

そして、勉強なんてもうしたくありません。

 

昔沢山の我慢をしたから、もう我慢したくないです。

 

苦労したくないです。

 

 

 

 

「努力」や「我慢」のエネルギーが0になってしまっています。

 

もう疲れたのです。

 

努力も我慢も出来ない人間になってしまいました。

 

 

 

 

結局強制されてした事なんて、そんな程度なのです。

 

親に言われて無理矢理させられた事なんて

 

成長ではなく、我慢なのです。

 

 

 

ストレスが溜まるだけ。

 

しんどいだけ。

 

本人が望まない事は、何の意味もないのです。

 

 

 

 

 

でも、毒親は

 

「子供がやりたいと言った」なんて言いますけどね。

 

親が怖くて「やりたいか?」ってきかれて

 

NOと言えなかっただけなのに。

 

 

 

 

親が「子供の為に」自分は正しい事をしていると信じ切っている限り、

 

教育虐待という問題は解決しないのかもしれません。

 

 

 

 

とにかく、

 

親は自分の能力をまず考えろ!

 

夢は見るな!

 

鳶は鷹を産まない!

 

蛙の子は蛙!

 

そういう事です。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。