支配的な毒親に30年苦しんだ私が地獄から生還するまで

自分の親が毒親か見極めたい/毒親から解放されたい/生きづらさを解消したい/そんな方に伝えたいブログ

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“教育虐待”についてテレビ取材を受けた話

 

こんにちは。

毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。

 

 

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私は3歳~18歳の大学受験が終わるまでの約16年間、教育虐待を受けていました。

 

尋常ではない勉強量と習い事のスケジュールをこなし、青春時代のほとんどを学習机で過ごしたんです。

 

もちろん自分で望んだ事ではありません。

父親に怒鳴られるのが怖くて反抗出来なかったんです。

 

 

そんな私が2019年夏、人生で初めてテレビ取材を受けました。

 

あるきっかけで、全国放送の朝の情報番組からオファーを頂いたのです。

顔出し無し・匿名で音声のみ(電話での取材)でした。

 

 

取材内容は“教育虐待”

 

2016年8月、名古屋市内。わが子を包丁で脅しながら勉強を教えていた父親が、最後は息子を刺殺した事件。

 

その判決を控えて番組で特集を組むので取材にご協力お願いします、との事でした。

 

 

断る理由も無かったので快く承諾。

自分の経験が、1人でも多くの教育虐待被害者を救えたら…と思いました。

 

「これを観た子供(被害者)が、誰かに相談出来たら…」

「これを観た親(加害者)が、我に返ってくれたら…」

そんな気持ちでした。

 

そして、この取材で私自身もまた一歩前に進むことが出来たのです。

 

取材は20分くらいだったと思います。

 

人に話す事によって、「自分はこんな辛い思いをしてきたんだ…」

そう思いました。

 

そして、取材担当者さんが私の話で絶句しているのが分かるんです(笑)

 

そっか…他人さんはこういう反応なのか…

自分を改めて振り返り、気持ちを整理出来たのです。

 

 

そして亡くなった男の子と自分を重ねて考えました。

 

父親(容疑者)は、「包丁を向ければ、効率良く勉強させることが出来た」と言っていたそうです。

 

うちの父親も私に勉強をさせる為に、怒鳴り散らし教科書を投げつけました。

 

口で説得すると時間や労力がかかるけど、

“恐怖”を与えれば、効率よく言う事を聞かせることが出来る、まさに毒親です。

 

 

うちの父親は包丁を向けてはいない。

私を殺してもない。

でも、何が違うんだ。

 

楽しい子供時代を潰し、勝手に子供の進路を決め、恐怖で子供に言う事を聞かせようとする、根本的な性格は一緒じゃないか。

 

逮捕された父親(容疑者)と自分の父親は、同じカテゴリーにいるんだ。

 

 

そう考えると、自分の父親を人間として本気で軽蔑しました。

考える、というより気づくという感じでしょうか。

 

 

私が嫌がるのも当たり前だ。

私は間違っていない。

 

 

そして、テレビは何万・何十万という人が観ている。

その人達に向けて、私は教育虐待を受けていた事・その辛さを話しました。

 

もう言ってしまった。

私はあの父親の娘で最悪だったと。

 

なんだか、大勢の人に向かって大声で叫ぶような達成感があったんです。

 

スッキリしたんです。

良い意味で、もう自分の気持ちから引き返せない気がしたんです。

 

口に出してスッキリすることもあります。

逆に自分が救われる事もあります。 

 

 

立て続けに合計4つの取材を受けました。

勇気を出して本当に良かった。

 

救われた人、いるだろうか。

 

教育虐待がどんなに辛いか、

そしてどんな後遺症を残すか

私は嫌というほど経験しました。

 

もう誰も私と同じ目に遭って欲しくない。

 

被害を受ける子供が減りますように。

そう願うばかりです。