こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
私は物心ついた頃から異常な英才教育を受けていました。
小学校では週6で塾と習い事。1日2つの習い事をハシゴする日もありました。
毒親に奪われたもの。
— 梅野いより@毒親と絶縁済ブロガー (@umeno_iyori) May 19, 2020
自由
選択権
時間
私は今もこれらに めちゃくちゃ執着してます。
これらを取り返せば良いんです。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #教育虐待 #機能不全家族 #文化的虐待
もちろん友達と遊ぶ時間なんてない。
勉強をしていないと父親に怒られるのが怖くて、学校から帰ってきたら自分の部屋で勉強。
土日も1日中勉強でした。
青春時代はほぼ勉強机に座っているか、父親がついて勉強をしていました。
子供だから遊びたい。
でも、父親が怖かったんです。
成績が悪いと「あの時、遊びにいったからだ」そう言われるだろうと思い、もう諦めて勉強机に座っている方が良いと思ったのです。
天気の良い日、なのに自分は外に出る事が出来ずにずっと家で勉強。
外から遊んでいる同い年くらいの子供の声が聞こえると、何とも言えない気持ちになりました。
「中学受験さえ終われば」
そう思って頑張りましたが(頑張るというより、ただ耐えている状態)結局合格して中学生になっても何も変わりませんでした。
次は大学受験に向けて走り出したのです。
1カ月に1回くらいなら…
父親に怒られないくらいの頻度を考え、恐る恐る遊びに行きました。
そんな生活が終わり、大学へ進学。
大学生になると流石に「勉強しろ」とは言われなくなりました。
今までの勉強は大学進学の為でしたから。
(⇩結局ここから宗教の強要が本格的に始まるんですけどね・・・)
大学生になり、彼氏が出来ました。
とても良い人だったのですが、些細な事でその恋は終わります。
「GW、どこか1日は遊べるよ」
そう言われて待っていたのですが、彼は忙しくて会えず・・・
結局GWは何も出来ずに終わりました。
私は怒りました。
“会えなかった事”ではなく、“貴重なGWを無駄にされた事”に。
会えないと初めから言ってくれていたら、予定を入れる事が出来た!
私の貴重な時間を無駄にした!
次はこの人が自分が遊ぶ事を許してくれないんだ!
と思いました。
そんな事で「別れる!」と振ってしまったのです。
何故こんなに怒っているのか…
何故こんな事で振ってしまったのか…
それは“自分の自由な時間”に対しての執着がありました。
正確に言うと“自由が許される時間”でしょうか。
私は遊ぶ事が許されない環境で育ちました。
だから、たまにある遊べる日を大事にしたかった。
他の子にとっては日常でも自分には非日常だった。
だから他人に無駄にされたら、腹が立ったんです。
こんな貴重な時間を潰された、と。
泣きじゃくって彼に怒った気がします。(異常ですよね…)
また、その“貴重な日”を思い通りに過ごせなかったり、楽しく過ごせないと自分にイライラしました。
完全に昔勉強で拘束されていた時期に出来た価値観であり、染み付いた癖ですね。
今ではかなりマシになりましたが、どこか“貴重な日”に対して完璧主義な所があります。
「もっとこう過ごせたんじゃないか」
「あんな無駄な時間を過ごさなければ良かった」
有意義な時間を過ごす為の自己管理、くらいのレベルであれば良いですが、あまりにも完璧主義になるとしんどいです…。
子供時代に自由を奪われた弊害ですね。
こういうのも“生きづらさ”に繋がりました。
私はもう毒親と絶縁しているので、介護もありません。
そういう面では、これから沢山の自由な時間があります。
でも、子供時代の大事な時間は絶対に戻ってこないのです。