支配的な毒親に30年苦しんだ私が地獄から生還するまで

自分の親が毒親か見極めたい/毒親から解放されたい/生きづらさを解消したい/そんな方に伝えたいブログ

「うつ病はこの宗教で乗り越えろ」 ~元新興宗教3世です~

こんにちは。

毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。

 

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前回、こんな記事を書きました。

 

⇩ある女性信者がうつ病になってしまった話

 

この宗教では、とにかくうつ病になる人が多い。

 

今回は、うつ病になった信者のその後をお話します。

 

 

 

 

うつ病になったら休息するのが大事だと思うのですが、この宗教ではそうはいきません。

 

言われる言葉は必ず

 

「この宗教で乗り越えろ!」

 

です。

 

 

「今こそ信仰を深める時」

「今こそ自分が成長する時」

「試練がきたことを喜べ」とまで言われたりします。

 

 

とにかく確証もない根性論を言われ続けます。

 

病院に行く事は反対されませんが、「結局治せるのはこの宗教しかない」と。

 

 

 

 

そして個人情報をペラペラ話す人が多いので、本人の病状はみんなに筒抜けになります。

 

それから何が始まるか。

 

「みんなで○○さんを助けよう!」とお祈りが始まります。

 

その為にお祈り会が開かれる事も。

 

 

 

本人に「みんなで祈っているからね」と連絡し、頻繁に病状を聞き出し、またみんなに逐一報告する。

 

周りの信者は、本人を助ける事で自分達も成長出来る・信仰を深められると信じているのです。

 

 

 

元々頑張り過ぎたからうつ病になっているのに、更に追い詰められた状態に・・・。

(うつ病の人にとって、めちゃくちゃしんどいよね)

 

 

うつ病で判断力が鈍る

自分を責める事も多くなる

何かにすがりつきたくなる

周りの意見を疑わずに取り入れるようになる

宗教を頑張る

会社を辞めていたりすると、今まで以上に活動に費やす時間が多くなる

外の世界に触れずに宗教一色の生活になる

病状が悪化する


まさに悪循環

 

 

 

 

 

こんな事をしていても、当然治る訳がなく・・・

 

宗教を疑うようになりますが、


「治らないのは、真剣にお祈りをしていないからだ」

「あなた自身が本気で病気を治そうとしていない。」

「この宗教で治ると信じきれていない。疑心があるから、良い結果を招かない」

 

と言いくるめられます。

 

 

 

まさにこの宗教がお得意とする「良い事は宗教のおかげ。悪い事は自分のせい」

 

つまり「治ったら宗教のおかげだけど、治らなかったら自分が悪い」のです。

 

 

 

 

実際、信者でうつ病を克服したという話を聞いた事がありません。

 

最後は宗教活動自体も出来なくなって、見かけなくなるだけ。

 

本人の近況を聞いても、お偉いさん達は言葉を濁して教えてくれない。

 

 

 

あれだけ「この宗教で乗り越えろ」と干渉していた信者達も、この頃には完全に知らんぷり。

 

飽きたのか、乗り越えない(治らない)仲間に興味をなくします。

 

「あれだけ干渉してしまったから」と最後まで面倒を見る気なんて全くないです。

 

 

 

 

こんな風に、ただでさえうつ病で辛いのにトドメを刺されます。

 

「宗教で乗り越えろ」というノルマを課され、病状を周囲の人達に晒され、治らなければ責められる。

 

 

そんな事をされたら

「まだ頑張らなければいけない」

「治らないのは自分のせいだ」

 

自分が悪い・・・

自分が悪い・・・

という思考になってしまいますよね。

 

うつ病の人にとって、最悪のパターンです。

 

 

 

 

 

まず宗教から離れるべきだと思いますが、弱っている時は正常な判断が難しい。

 

宗教を捨てるには精神力も労力も要る。

 

それをうつ病を患っている人に出来るでしょうか?

 

 

ましてや今まで宗教活動を頑張ってきた人なら、弱っているタイミングで慣れ親しんだモノを捨てて新しい環境を作り上げる事が出来るでしょうか?

 

 

 

難しい問題です。

 

でも出来るだけ早く逃げないと、取り返しがつかなくなるのです。