こんにちは。
毒親育ちの梅野いより(@umeno_iyori)です。
私は、教育虐待と宗教の強要を受けて育ちました。
毒親は支配的で過干渉。
習い事も進路も宗教も、何もかも決められました。
私は親が決めたノルマをこなす人形であり、奴隷でした。
私には人権なんてありませんでした。
どうして親の言う事を聞いたのか?
私が意に反する事をすると、親は怒鳴り散らす。
それが怖かったのです。
怒られたくなかったのです。
普通親が怒るのは、「してはいけない事をした時」つまり礼儀やモラルの問題が多いと思います。
でも、うちは殆どが「親の言う通りにしない時、こなせない時」でした。
親が家にいるだけでビクビクする・・・
私にとって、家はしんどい場所でした。
そんな私は大人になって、当然生きづらさを抱えました。
私の生きづらさの正体。
— 梅野いより@blog*/今年毒親と絶縁しました (@umeno_iyori) November 13, 2020
・相手に服従する癖(スルーが出来ない)
・自分の気持ちを押し殺す癖
・嫌でも我慢する癖
全部、家庭環境でついた癖です。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #機能不全家族 #過干渉 #教育虐待 #文化的虐待
こんな癖がついてて、上手く行く訳がないのです。
自分を愛してくれる恋人が出来ても、無条件の愛なんて信用できない。
だって、昔から勉強が出来ないと・・・宗教を頑張らないと・・・愛して貰えなかったから。
だから、そんな大切な人を突き放す。
なのに自分の害になる人は受け入れる。
人間関係も苦手。
だって友達と遊んできてないから。
付き合い方なんて分からないのです。
子供時代に築くであろう基礎の部分が出来ていないのに、大人になって「うまくやれ」なんて無理です。
いきなり応用をこなせ、そう言われているようなモノです。
相手に嫌われないように、相手の機嫌ばかり伺う。
「関係を構築する」のではなく、「相手に従う」ようになる。
「相手は自分と遊んでくれている」と思う。
親と服従関係でしかなかった為、それ以外が分からないのです。
自分のやりたい事が分からない。
だって、自分の意見なんて言わせてもらえる環境じゃなかったから。
親の言う事に従う一択だったから。
もしやりたい事が見つかっても、「自由に行動する」事自体に罪悪感がある。
それどころか、自分の気持ちを持つ事さえも罪悪感があります。
「~したい」そんな簡単な気持ちも、持つのに抵抗がある。
「嫌だ」「やめたい」「逃げたい」「嫌い」
— 梅野いより@blog*/今年毒親と絶縁しました (@umeno_iyori) November 3, 2020
などの気持ちを持つ事に罪悪感があります。
そんな事言わせてもらえない家庭環境だったから。#毒親 #毒家族 #アダルトチルドレン #機能不全家族 #過干渉 #教育虐待 #文化的虐待
「嫌だ」「やめたい」一番言わせてもらえなかった言葉です。
好きに生きようとする程、頭の中で声がする。
「やめとけ」
「そんな事をしてはいけないよ」
自由に行動する事=悪。自分勝手。
誰か(元は親)の言う事に従うのが正しい。
そんな思考になってしまったのです。
例えば、ブラック企業で働いているとします。
毎日サービス残業、休みもなし、毎日罵声を浴びせられている。
転職して、ホワイト企業にいけた。
残業はなし、土日休み、人間関係も良い。
そんな環境に急に身を置いても
「こんな待遇受けていいの?
自分がダメになるんじゃないか?
自分は甘いんじゃないか?」
あまりの環境の変化に、逆に抵抗がでてくるはずです。
まさに私がこんな感じ。
大人になって、「自由」を許されても、罪悪感があるのです。
ずっと耐えていないと、我慢していないと「自分はダメなんじゃないか」と思ってしまうのです。
生まれた時から、常に何かに縛られている感覚でした。
自分の人生なんて生きていませんでした。
そしてその“我慢”を辞めようとした時、糸が切れました。
自分の中で抑え込んできた辛さ・悔しさ・悲しさが一気にこみあげてきました。
昔からあれだけ我慢して、頑張ってきたのに全く楽になんてならない。
苦労が苦労を呼ぶ、そんな事の繰り返し。
「私の人生って何なんだろう」
そう思うと、死にたくなりました。
自殺する事ばかり考えるようになりました。
早くこんな辛い人生を終わらせよう。
1日でも長く生きると、苦しさが増えるだけ。
そう思ったのです。
毒親に浴びせられた毒は、簡単には消えません。
頑張らないと消えません。
また、頑張らないといけないのです。
どれだけ頑張っても、健全な親育ちの子と同じようにはいきません。
毒親育ちは、ずっと苦しまないといけない。
悲しい事実です。
でも、私はもう少し生きてみようと思います。
今から人生を取り戻そうと思います。
あの時死ななかった。
それには何か意味がある気がするのです。